先日、大野中学校の生徒さんが授業の一環で、河本バラ園の見学に来てくださいました。
地元である岐阜県の「大野町」のものを、学校はじめ地域の皆様に知っていただくというコンセプトで、大野町の特産でもあるバラについて学び、広めたいと思ってくださったそうです。

この時期に行われている芽接ぎの実演をしてくださったのは、コンクールで金賞を受賞された品種「夜来香(イエライシャン)」や「彩(あや)」の育種家 青木宏達さんです。
同じ大野町内のバラ苗生産者で、当園にもご協力いただいているということもあり、今回イバラに芽接ぎするところを生徒さんに見せてくださったのですが、その手さばきを見て思わず「早い!」と声が上がっていました。


また、麻記子さんの育種の説明も受け、新しいバラの品種が生まれるまでの工程などを聞き、その長い道のりを感じられていました。
ちょうど秋バラがたくさん咲いてきており、庭のバラの香りも体験し、バラによって香りも違う事を知っていただくことができ、生徒さんの独特な香りの表現もおもしろく、一緒に楽しく過ごさせていただきました。


今日の見学をどのように感じ、どのような発表につなげてくださるのか、心より応援しております。
青木様、ご協力ありがとうございました。
お庭のバラもこの1週間で、どんどん花開き、今はとても華やかになっています。



